2023.02.03
住まいのこと
日常

実家の解体工事

スタッフ

こんにちは、エリーヌホームです。

先日、長年空き家となっていた実家の解体工事がありました。
昨今問題となっている「空き家」ですが、「平成30年住宅・土地統計調査」によると、2018年の全国の空き家は約849万戸、総住宅数に占める空き家の割合が13.6%を占めており、そのうち売却用や賃貸用ではない「そのまま放置されている空き家」が空き家全体の41%にも上るそうです。

少子高齢化や世帯構成の変化により年々「空き家」が増えていますが、他にも高額な解体費用や、住宅が建つ土地には、固定資産税が6分の1に減額されるなどの優遇措置があり、これらが空き家が増える一因となっています。

数年前から実家の取り壊しの話を聞いていましたが、昨年末急に「年明け早々に解体するから」と父に言われました。

想い出が詰まった家がなくなる寂しさでなかなか取り壊すことができなかったようですが、老朽化も進み決断したようです。

お正月に兄弟揃うことができたので、取り壊し前にみんなで「実家の見納め」をしてきました。

年末に家具など不要な物が撤去され空っぽの状態ではありましたが、25年ぶりに中に入ると、まるでタイムトリップしたかのように当時の生活が鮮明に思い出され、想い出話で盛り上がりました。

当時使っていた子ども部屋には、偶然にも子どもたちと同じ学年の時に作った図工の作品と書道の作品が残されており、埃まみれでしたが思わず持って帰ってきてしまいました。


生まれた時から過ごし、子どもの頃の想い出がすべて詰まった家だったので、なくなってしまった寂しさはもちろんあります。

しかし、日常のちょっとした出来事が懐かしく良い想い出として記憶に残っているので、これからは子どもたちと過ごす時間が楽しい想い出になるよう、今の時間を大切に過ごしていこうと思いました。

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