2021.01.21
家づくり
日常

2021年の初めに…

伊藤 甚宰

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

昨年の冒頭に立てた、「フツーだけど幸せだったなぁ…と思える一年にしたい!」という目標は早々と2月には崩れ去り、その後は…説明するまでもありませんね。

この先私たちは、去年起きたことを決して忘れない事でしょう。

たしかに、まとめて振り返れば…そのようになりがちですが、では2020年と言うのは本当に「つらく」、「悔しく」、「切ない」、「暗い」思い出しかない、どうしようもない、そんな1年だったのでしょうか?

もっと言えば…「心から楽しいと感じる瞬間はなかったのだろうか?」「自然と笑顔になれた機会はゼロだったのだろうか?」「やり遂げられた事は何一つなかったのか?」、そう自問自答してみると…もちろんそんな事はありませんでした。
あなたもきっとそうですよね?

ではなぜ、そんな気分になってしまったのでしょうか?
私は現代人は、自分自身の気分が他者によって、なかでも特に「テレビ報道」や「新聞」、「ネットニュース」によって操作されているように思うのです。

こういうものから凄い勢いで垂れ流される「情報」を、何も考える事なく、無意識に浴びていると…恐ろしい言い方をすれば、「洗脳されてしまう」のでは…?とさえ思います。

そして、それによって、目の前で、身近に、実際に起きている「素敵な事」まで不必要に陰りを帯びてしまうのは、とても残念な事だなぁと思うのです。

もちろん自分ではコントロールできない大変な事が、世の中にはたくさん起こります。
ウイルス騒動も、地震も、台風も…それでも私たちは日々の暮らしを粛々と送るしかない訳ですし、どうせ同じ生きるなら笑顔で居られる時間を少しでも長くしたい…だから自分の感覚を信じて、目の前にある、「今この瞬間」を大切に生きて行きたい。

今まさに新しい年を迎え、そんな気分でいます。
たとえ2021年がどんな年になっても…本年もどうぞよろしくお願いいたします。
エリーヌホームの伊藤でした。