2026.11.05
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【前編】家を”買わない”ほうが損をする!?

伊藤 甚宰

「10月に住宅ローン金利が上がったし、建物も高額になり、今は買い時じゃないですよね?」

最近、このような相談がとても増えてきました。
「あわてて家を買って返済額が増えたら怖い」
その気持ちはよくわかります。

しかしながら、今回お伝えしたいことは少し意外なお話です。

実は「買わない」、「待つ」という選択にも、しっかりコストがかかっているのです。

人生100年時代と言われている今日、30歳から100歳まで住むとすれば、私たちは70年分のお金を払い続けなければなりません。

その総額を比べてみましょう。

ますは家を買わないで、賃貸住まいを一生続ける場合、仮に家賃を7万円とすると5,880万円、2年ごとの更新料2万円として35回分で、70万円、合わせると5,950万円、になります。
しかもこれは、「家賃が一生7万円のまま」という甘い前提です。

建築費や人件費の高騰、金利上昇による大家さんの負担増は、いずれ家賃へ転嫁されると思います。

もし10年で10%ずつ家賃が上がれば、70年総額は8,039万円にもなってしまうのです。

住宅ローンは完済すればゴールですが、家賃にはゴールはありません。
あなたが一生賃貸暮らしをするとは思いませんが、賃貸を「生涯住居」とした場合、このようになるのです。

それでは、持ち家の「生涯住居費」については、次回お話させて頂きたいと思います。

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