もちろん、年齢、借入金額、返済期間などで、すべての方々が、「フラット35」が、ベストだとは思っていませんが、返済期間の長い、若い方々にとっては、将来のリスクが軽減できる、「フラット35」がベターなのではと考えているのです。
それでは話を元に戻して、何故、3年後には、金利が2.0%も上がるのでは?と言いきってしまったその訳は………、長くなってしまうので、簡単に結論を言わせて頂きますと、政府の大胆な金融緩和により、日本銀行が、日本の国債を大量に買い続けているからなんです。
住宅ローンの金利は、日本国債の流通利回りで決定されるので、日本国債を買う人が多ければ多いほど、流通利回りは低くなり、その結果として、住宅ローン金利が低水準で推移しているのが実情なのです。この低金利は明らかに、官製相場だと思うのです。作られた相場には、必ず終わりがやって来るのではないでしょうか?
それが一体何時なのか?
私が思うに、2017年4月、一年半延期になっていた消費税が、今度は間違いなく8%から10%になると思われます。そうしないと、社会保障費の増大で、日本の財政が破綻する懸念が高まり、日本経済は大変な事になってしまうからなのです。
ですから私の予想では、消費税が上がる2017年春頃までは、日本銀行の金融緩和は継続され、消費税を上げる事ができたら、おそらくその時点で、金融緩和は打ち切られるものと、本気でそのように考えています。
そして、その後は住宅ローン金利は上がり続け、遂に、3年後の2018年8月頃には、今よりも、2.0%も上がってしまうのです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。
博打の発想で、申し訳ありませんが、ぜひ3年後を楽しみにしていて下さい!